久々利散策コース


所要時間 : 約3時間
集合場所 : 可児郷土歴史館

①可児郷土資料館
 可児市の歴史民族資料館として化石・考古・彫刻・窯業陶芸・民族の各分野の資料が常設展示されています。
 正倉院の校舎造を模した館内には、弥生時代後期のものと言われる高さ1、11mの銅鐸をはじめ市内で出土した縄文式土器や古陶器など貴重な文化財が展示されています。(案内時間:10分)

(移動時間5分)
②木曽古文書館
木曽義仲の子孫であり江戸時代の旗本であった千村家の建物が歴史館として公開されています。
足利尊氏の配下にあった時、元弘の変(1331年)にて功績を上げその恩賞として木曽・高遠などの領地を与えられ千村五郎家重が千村家の祖となった。尾張徳川家の重臣として活躍、邸内には室町期期のものと思われる水琴窟があります。
(移動時間5分)
③八剣神社
天照大明神、八坂入彦、八幡大神等を祀っています。
千村氏がこの地を封ぜられた時、八剣神社を屋敷南角に分社したものです。境内東には「ゴインキョサマ」と呼ばれる石があり文政5年(1821)正月の山火事で当神社に移し祀られた。
(移動時間5分)
④泳宮古跡
日本書記によると、第12代影行天皇が美濃に行幸された時、仮の宮とされたのが現在の泳宮で、第10代崇神天皇の皇子である八坂入彦の娘、弟媛と入媛とのロマンスが語り継がれている由緒ある古跡です。
昭和9年岐阜県の旧指定史跡となり今日に至っています。
(移動時間2分)
⑤西山謙之助生家
謙之助は弘化2年(1845)4月久々利の寺医であった西山春成の二男として生まれる。幼少から学問を好み千村家の中小姓から側近となったが、慶応2年(1866)脱藩し江戸に出て討幕運動に参加1867年尊皇派志士として23才の若さで戦士しました。(浪士隊)
(移動時間10分)
⑥八幡神社
主神は応神天皇を祀り明治43年他4社が合祀される。創建は不詳であるが棟札に延文元年(1356)再興との文字が残っており、本殿は県下で2番目に古い神社で県の重要文化財となっている。4月15日の祭礼には2台の山車も出てからくりも奉納されます
(移動時間5分)
⑦東禅寺
久昌山東禅寺は臨済宗妙心寺派の寺で観世音菩薩を本尊としている。千村家が歴代の墓がある。墓所は可児市指定の史跡となっています。
(移動時間15分
⑧久々利城址
久々利城は、土岐三河守悪五郎が築城したといわれているが、築城年代は不詳です。城は、室町期の中世城郭で急陵な山を屈折でもって遮断構造した城である。
(移動時間5分)
⑨円明寺 
平牧山圓明寺は高野山真言宗の寺であり、薬師如来が本尊です。
文安6年(1449)2月に火災にあい宝徳2年に火災にあい宝徳2年に再建し現在の本堂は昭和59年11月落成、薬師如来像を始め11点の市有形文化財があります。
(移動時間3分)
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